(スタッフブログ)マーケティングは「相手目線」がすべて

はじめまして。集客担当のTと申します。
現在はホテル・旅館におけるWEB集客の運用サポートをしております。
弊社では自社サイトやOTAでの集客支援だけでなく、SNSの運用サポートも行っており、ホテル・旅館の運用スタイルに合わせてSNS投稿のアドバイスや投稿スケジュールの管理・分析をした上でのKPI向上のお手伝いを行なっています。
SNSの中でも特にInstagramへ課題感をお持ちのお宿様が多く、主にInstagramの運用を行っておりますがInstagramで多く表示されるためのアルゴリズム(=ユーザーの興味・行動に基づいて、表示するコンテンツの順番や内容を決定する仕組み)ってたくさんあって、しかも常に変化していくものなんですよね。
Meta社が公式に公表しているものもあれば、そうでないものもあります。
例えば、リール投稿の長さは1分あった方がよいとか、ハッシュタグは1投稿につき30個つけた方がよいとか。お宿様からも「人によって言ってることが違ってどれを信じたら良いかわからない。」といったお声を頂くこともしばしば。
かくゆう私も見習いのころはなぜそんなアルゴリズムが?といった疑問を持つ事が多かったですし、実際人によって正反対のアルゴリズムを推し進めていることが結構あります。
そんな時先輩マーケターに言われた一言。
「相手の立場に立って考えたらいいんだよ」
ここでいう相手とは、クライアント様ではなくInstagram、つまりMeta社のことです。
もちろん、ホテル業に携わる者として、相手の立場に立つのは至極当たり前のこと。
以前ホテルの現場で接客を行っていた時代でも、WEB集客を行なっている現在でも、忘れてはならない大事なことだと思っておりますが、正直対お客様の考え方だと思っていたのでまさに目から鱗でした。
Meta社の立場に立って考えてみると、ユーザーに少しでも長くInstagramに滞在してもらいたいと思うはずなので、そのために工夫を凝らしているものが、多く表示される・伸びるコンテンツになっていくと思います。
例えば、長く見てもらうために単にリールの長さを1分にするのではなく、離脱されないよう最初の2秒で惹きをとる内容にすることや、保存したくなる情報を載せて複数回視聴してもらうことなどの工夫の方が大切です。そう考えるようにすると、アルゴリズムを精査して取り入れたり、腑に落ちるようになりましたし、どんなコンテンツを作っていけばよいかの軸も見えるようになってきました。
WEB集客においても、ご予約されるお客様の立場に立って魅力的な販売を行うのはもちろんですが、お任せいただいているお宿様の立場に立つこと(何にお困りでお任せいただいているのか、売上?稼働率?もしくは無理のないホテル運用?などなど)が原点であり、全てにおいて重要であるなと改めて気付かされました。
また私たちは実際に宿を運営しているからこそ、お客様の気持ちや現場の課題をより深く理解できると信じています。
とても当たり前のことではありますが、常に念頭においておかなければいけないことだと、この記事を書きながら強く思うのでした。
これからも、お客様にもお宿様にも「お願いして良かった」と思っていただけるよう、現場に寄り添い、成果にこだわった集客支援を続けてまいります。
