リロホテルソリューションズ

コラム

2025.09.22

(スタッフブログ)魚のいる場所で釣ろう!ホテル・旅館の集客を成功させる考え方

(スタッフブログ)魚のいる場所で釣ろう!ホテル・旅館の集客を成功させる考え方

集客担当をしておりますIと申します。
当コラムへお目通しくださり、大変ありがとうございます!

最近、私の所属するチームに新しい仲間が加わり、指導させて頂く機会が増えた事でふと思い出した『当たり前』ですが『見落としがち』な『集客に対する考え』について少しだけ記させていただきます。一例としてご覧いただけますと幸いです。

釣りは魚がいるところでやろう!

『集客・マーケティング』というと何やら難しいイメージを持ちませんか?

私が広告業界にいた頃の話ですが、某大手企業の製品開発に関わっているマーケターさんに一部資料を拝見させて頂いた機会があるのですが、膨大なデータが並んでいるのを見て『こりゃ僕には出来ないですね(笑)』と言った際、その方から釣りに見立てて言われた言葉です。

『どこの海に魚が沢山いるのか?』『どこの海に釣りたい魚がいるのか?』『その海にはどういう仕掛けやエサが効果的なのか』基本的にはそれを調べて実行するだけだから難しく考えなくてもとその方から言われて、とてもスッキリ肚落ちしました。

宿泊施設にとっての魚はどこにいるの?

大きく分けると『見込顧客という魚』と『顕在顧客という魚』に分かれます。カンタンに申しますと、これから宿泊する可能性がある魚の種類と、現在進行形で宿泊先を探している魚の種類になります。どちらの釣り場でも漁をすべきですが、強いて申しますと、後者の方が効率的に思われるかもしれません。

その漁場のひとつにOTA(Online Travel Agent)が挙げられます。

もちろん、施設の公式ホームページも立派な漁場ですが、数の理論から、より大きな金額が動くのはOTAになります。

どういう魚を釣り上げたいの?

顕在顧客と一口に言っても、ビジネス、リゾート、一人、ファミリー、団体と、多種多様に及ぶ中で、『どういう魚を釣り上げたいのか』『どういう魚を釣り上げるチカラがあるのか』を分析する必要があります。

また、『どういうエサを好むのか』つまり、どういう宿なら止まりたくなるかの分析も必要です。

一方的なアプローチは成果につながりません。顧客の視点を理解し、共感できる提案が求められます。

まとめ

集客は、本質さえ理解できれば、そこまで難しいものではないと私は考えます。孫子の兵法『彼を知り己を知れば百戦殆からず』は正しいと思います。

しかしながら、組立が悪かったり、都合の良いことばかり考えたり、数値分析が苦手だったり、と得手不得手から、当てはまる様で当てはまらないモデルケースを実践して『うまくいかない』と考えているホテルも少なからず目にして参りました。

私たちの集客サービスは、持続可能かつ再現性の高い方法をもってご提供させて頂いております。

『稼働率向上』『ADR最大化』『公式集客の向上』など、様々なご要望に応じさせていただきます。お問合せは無料ですので、ぜひお気軽にお問合せください。

集客担当I
集客担当I

集客担当として、宿泊施設の課題解決に真摯に向き合っています。2児の父としての経験から「大切な人に安心して選ばれる施設づくり」を意識しています。趣味はサウナ。曲がったことが嫌いな性格を活かし、誠実で実直なサポートをご提供します。