(スタッフブログ)自主性の解放が旅館を変える ― トップダウンからボトムアップへ
こんにちは、運営受託担当のTと申します。
今回は、「自主性の解放」というテーマでお話しをさせて頂きたいと思います。
■私がお世話になる施設について
私がお世話になる施設は、30室~40室程度の中堅旅館が多いです。
中堅旅館などは社長自らが陣頭指揮を執って経営・運営にあたっているケースがほとんどです。
特徴として「トップダウン経営」であるため、統率が取りやすい反面、
トップの判断に頼りきりになり、現場スタッフの「意思/意向」が反映されにくい環境でもあります。
■ある施設での体験
これは、私が携わらせて頂いた「ある施設」での体験です。
この旅館も前述の「トップダウン経営」を地で行く旅館さんでした。
20年にわたり社長が陣頭指揮を執っており、現場スタッフは当然、社長の指示のもと運営にあたっていました。
■運営受託プロセスとスタッフ面談
運営受託の案件に携わる際のプロセスとして、まず初めに全スタッフと「面談」を実施します。
正社員、パートスタッフ、多くの皆さまと面談を実施しました。
その中で、この案件を「成功に導く」キーワードを得ることが出来ました。
それは、現場スタッフの皆さまが抱えていた「内に秘めた想い」でした。
「実はこんなことをやってみたい」
「お客様が喜ぶこんな取り組みをしてみたい」
「この業務を簡素化することで効率化が図れる」
■現場スタッフの想いとトップの意向
組織におけるトップの意向は「絶対」です。
しかし、最前線で「お客様」とコミュニケーションを取っているのは現場スタッフであり、
現場の経験からしか生まれない気づきがあるのです。
だからこそ、その「想い」が皆さまの中にしっかり蓄積していたのだと思います。
■財産の活用と提案
私たちは、この「財産」を活用しないことは正に「宝の持ち腐れ」であり「甚大な機会損失」である、
という事実を体系立てて整理し、社長へ提案を行いました。
■第三者目線の価値
長きにわたり経営の最前線で孤軍奮闘していると、全てが「日常の当たり前」となり、
その中にある「ヒント」に気づくことが難しくなります。
第三者目線でないと、なかなか「気づくこと」や「やり方を変えること」が難しい環境であることは、
どの組織にも言えることだと思います。
だからこそ、私たちのような第三者機関が携わらせて頂くことに価値があると自負しております。
私たちに何か特別な「ウルトラC」の施策があるわけではありません。
その企業・組織の中に、すでに多くの「ヒント」が埋もれているため、
その「ヒント」を掘り起こし、顕在化させ、「財産」として昇華させることが
私たちの一番の仕事なのかもしれません。
■ボトムアップ経営への転換と成果
話は少し脱線しましたが、
この旅館さんはその後、「トップダウン経営」から「ボトムアップ経営」へと転換し、
現場スタッフの皆さまは「自主性の解放」や、トップからその成果を評価されることにより、
モチベーションが上がり、全社的な「士気」が劇的に向上しました。
この好循環が業績貢献にもつながり、経営体質向上に大きく寄与することになりました。
■まとめ
私たちはこれからも、現場スタッフの声を大切にし、
施設に眠るヒントを見逃さず顕在化させる活動を続けていきます。
現場の自主性が発揮される環境を支え、
経営体質の向上とお客様満足の最大化に貢献することを、
使命として邁進してまいります。
運営受託担当T
誰とでも分け隔てなく接する、人懐っこくて頼れる兄貴的存在。
夢は、地球上のすべての旅人に、帰りたくなる宿を届けること。
世界中どこにいても、「あの宿に帰りたい」と思える場所がある。
そんな第二のふるさとを、日本から創り、世界へ広げていきたい。



