(スタッフブログ)ホテル予約のタイミングとは?価格変動の仕組みを解説
はじめまして。WEB集客を担当しているKです。
普段は、複数の施設の予約データを見ながら、料金やプランの調整を行っています。
「旅行の予約、いつしようかな?」と迷っているうちに、価格が変わってしまったり、満室になったりした経験はありませんか?
ご存じかもしれませんが、ホテルの料金は、私たち「マーケター」が予約状況を見ながら日々こまめに調整しています。今日は、パソコンの画面越しにお客様と「心理戦?」をしている私から、一番お得なタイミングを引き当てるためのリアルな裏話をお届けします。
予約が動く「波」を知る
1週間の中で、最も予約のボタンが押されるのは「日曜日の夜」。そして次に「金曜日の夜」です。
「明日からまた仕事か、楽しみを作っておこう」という日曜夜の心理や、「週末だ!旅行の計画を立てよう」という金曜の開放感が、数字にハッキリと表れます。
私たちマーケターは、この「波」が引いた直後に、在庫をチェックして料金のメンテナンスを行うことが多いです。
・月曜日の朝:日曜夜の結果を見て、空室が多い平日の料金を調整する
・土曜日の朝:週末の動きを見て、直前の空室を埋めるための最終確認をする
この「波」と「調整」のタイミングを知っていると、狙い目が見えてきます。
(※当社が支援している施設でも、曜日ごとの予約変動は明確に見られる傾向があります)
(※施設ごとに最適な更新タイミングは異なります)
狙い目は「月曜の夕方」と「金曜の昼」
このカラクリを利用した、私なりの攻略法がこちらです。
・平日の「掘り出し物」を狙うなら:月曜の夕方
月曜の朝、私たちは「今週の平日はもう少し予約が欲しいな……」と、その週の着地を予想します。そこで新しいクーポンを出したり、お得なプランを投入したりするので、その反映が終わった月曜の夕方から夜にかけては、コスパの良いプランが並びやすい時間帯です。
・人気の日程を「波」の前に押さえるなら:金曜の昼
金曜の夜にみんなが予約し始めると、一気に満室に近づきます。そうなると、ホテル側も強気の料金設定(場合によっては売止)にすることがあります。その「波」が来る直前、金曜のランチタイムにサクッと予約を済ませてしまうのが、実は一番賢い防衛術です。
「瀬戸際」の価格を読み解く
私の仕事は、単に安く売ることではありません。競合の動きを見ながら、「この価格なら、ギリギリ売れるか売れないか」という瀬戸際を攻めるのが面白さです。
安売りしすぎず、でもお客様には「この内容なら納得!」と思ってもらえる絶妙なラインを狙う。予約サイトで「お、この内容でこの価格は絶妙だな」と感じたプランがあれば、それはマーケターが悩み抜いて設定した”渾身の一手”かもしれません。
ホテル運営者の方へ|この動きはこう活かせます
ここまでお読みいただいた内容は、実は宿泊施設の販売戦略にもそのまま応用できます。
・日曜夜に予約が集中する
→ 月曜朝のレート更新を”習慣化”することで、機会損失を防げます
・金曜夜に需要が跳ねる
→ 金曜昼時点での在庫・料金調整が、週末売上の最大化に直結します
・直前の空室対応
→ 値下げだけでなく、特典付きプランなどで単価を維持する選択肢も有効です
こうした「小さな調整の積み重ね」が、最終的な成果(RevPARなど)の差につながっていきます。
「なんとなく調整している状態から抜けたい」という方へ
自施設に合った最適なタイミングや価格戦略を、データをもとに一緒に整理します。30分ほどのオンライン相談から、課題の整理をお手伝いします。
30分の無料相談を申し込む →最後に
日々データと向き合っていますが、その根底にあるのは「どうすれば、数ある宿の中から選んでいただけるか?」という想いです。
次に予約サイトを開くときは、ぜひ「月曜の夕方」に、私たちの仕掛けたプランを覗いてみてください。「お、このホテルは今、頑張ってるな」なんて感じていただけたら、マーケターとしてこれほど嬉しいことはありません。
■ 自施設の料金設定、最適化できていますか?
曜日ごとの需要変動や価格調整は、感覚だけでなく”データ”で見ることで精度が大きく変わります。今回ご紹介したような「予約の波」も、実際には施設ごとに特徴があり、最適な打ち手は異なります。
「なんとなく調整している状態から抜けたい」
「自施設に合った最適なタイミングを知りたい」
実は、私たちも自社でホテルや旅館の運営を行っています。
日々、データと現場のバランスに向き合っている当事者だからこそ、この課題は決して他人事ではありません。
同じ悩みをお持ちの方のヒントになれば幸いです。
料金設定や販売戦略について、もう少し詳しくお話を聞いてみたい方は、こちらからお気軽にご相談ください。
担当者が個別にご対応します。
ホテルの集客・マーケティング担当。“出来ないなら方法が悪い”を仕事のモットーにオンオフの切り替え大事にてきぱきと/でも穏やかに働いています。カプリチョーザの鉄板メニュー「トマトとニンニクのスパゲッティ」と「シチリア風ライスコロッケ」が元気の源です。



