コラム

2025.12.03

DORとは?ホテル・旅館の収益を左右する重要指標|計算方法・目安・改善策を解説

DORとは?ホテル・旅館の収益を左右する重要指標|計算方法・目安・改善策を解説

「客室稼働率は高いのに、なぜか売上が伸びない」「客室単価の改善に限界を感じている」——そんな悩みを抱えるホテル・旅館経営者も多いのではないでしょうか。

その原因を把握するうえで重要な指標が、DOR(Double Occupancy Ratio)です。DORは「1室あたり何人が宿泊しているか」を示す指標で、客室の利用効率や収益性を分析する際に欠かせません。

本記事では、DORの意味や計算方法、ホテルタイプ別の目安、ADR・RevPAR・LOSとの関係、さらに収益向上につながる具体的な改善施策までわかりやすく解説します。ホテル・旅館の収益力を高めたい方はぜひ参考にしてください

DORとは?計算式・業態別目安・RevPARへの影響と改善策を解説

📌 この記事でわかること

DORの意味・計算式と、OCC・ADR・RevPARとの正しい使い分け
「稼働率は高いのに1室あたり売上が伸びない」構造的な原因と改善の方向性
DORを高める5つの施策と、やってはいけない失敗パターン
🎯 この記事はこんな方に向けて書いています
カップル・ファミリー・グループ客の比率を高めたいホテル・旅館経営者
稼働率は高いのに客室売上が伸び悩んでいる施設の担当者
RevPAR・ADR・OCCは把握しているがDOR・LOSまで管理できていない支配人
ホテル・旅館のDOR・収益改善を支援するリロホテルソリューションズ|3カ月で黒字化するサービスガイド(無料ダウンロード)

DORとは?意味と計算式

この章の結論

DOR = 宿泊人数 ÷ 販売客室数。1室に平均何名が泊まっているかを示す。
OCCが同じでもDORが上がれば宿泊人数が増え、付帯収益も伸びやすくなる。
「同伴係数」とも呼ばれ、カップル・ファミリー・グループ利用の割合を表す指標。

DORの基本概念

DOR(Double Occupancy Ratio/ダブル・オキュパンシー・レシオ)とは、実際に販売された客室1室あたりに何名が宿泊しているかを示す指標です。「同伴係数」と呼ばれることもあります。

稼働率(OCC)は「客室が埋まっているか」を示しますが、DORは「客室の中に何人いるか」を捉えます。同じOCC70%でも、シングル利用ばかりのホテルとカップル・ファミリー利用が多いホテルでは、実際の宿泊人数も付帯収益(食事・売店・温泉など)も大きく違います。

DORがとくに重要な施設タイプ
・温泉旅館・リゾートホテル(食事・温泉の付帯収益が大きい)
・ファミリー・インバウンド向け施設(複数名利用が収益の柱)
・シングル主体から客層転換を図りたいシティホテル
——「稼働は上がっているのに客室売上が伸び悩む」と感じたら、まずDORを確認してください。

DORの計算式

DOR = 宿泊人数(延べ人数) ÷ 販売客室数

たとえばある日の宿泊人数が120名、販売客室数が80室であれば、DORは「120 ÷ 80 = 1.5」です。1室あたり平均1.5名が宿泊している状態です。清掃中・休止中の客室は「販売客室数」に含めません。

DORと主要指標の関係を図解する

【図解】DOR・OCC・ADR・RevPAR・LOSの位置づけ

OCC
客室稼働率
「何室売れたか」
DOR
1室あたり人数
「1室に何人か」
ADR
客室平均単価
「1室いくらか」
LOS
平均滞在日数
「何泊するか」
▼ OCC × ADR = RevPAR(収益性の総合指標)
RevPAR
販売可能な1室あたりの売上。DORが上がるとADR・RevPAR双方の改善につながりやすい

DORは「売上の量(人数)」を補う指標。OCCとセットで見ることで、客室の本当の利用効率がわかります。


DORが収益に直結する理由

この章の結論

OCC・ADRが横ばいでもDORが上がれば宿泊人数が増え、付帯収益が伸びる。
固定費型のホテル経営では、人数増=ほぼ純粋な収益増になる。
ただしDOR単独で「良し悪し」は判断できない。ADR・RevPARとセットで評価する。

DOR改善がGOPを押し上げるロジック

ホテルは客室数が固定された「固定費型ビジネス」です。客室数を増やさずに宿泊人数を増やせれば、追加コストをほぼかけずに売上が伸びます。これがDOR改善の最大のメリットです。

たとえばシングル利用中心でDOR1.0の状態では、客室稼働だけが上がっても収益は頭打ちになります。一方、同じ稼働率でカップル・ファミリー利用が増えてDORが1.5に上がれば、食事・売店・アメニティなどの付帯消費が自然に増え、GOP(粗営業利益)マージンの改善につながります。

数値で確認する:DOR別の収益差

前提条件 DOR 1.0 DOR 1.5 DOR 2.0
客室数30室・OCC70%・ADR10,000円
稼働客室数 21室 21室 21室
延べ宿泊者数 21名 31.5名 42名
客室売上 210,000円 210,000円 210,000円
付帯収益(1人3,000円想定) 63,000円 94,500円 126,000円
合計売上 273,000円 304,500円 336,000円

客室売上はDORに関わらず同じですが、食事・温泉・売店などの付帯収益はDORに比例して増えます。DOR1.0→2.0の改善だけで、合計売上は1日あたり約63,000円増加します。OCC・ADRを変えずに実現できる数少ない収益改善策のひとつです。

DOR改善収益シミュレーター

自施設の客室数・OCC・ADR・付帯収益単価を入力し、DOR改善によって増える売上を試算します。

%
名/室
名/室
現在の合計売上(日次)
目標達成後の合計売上
月次(30日)改善額
客室数・OCC・ADR・付帯収益・現在のDOR・目標DORを入力すると試算結果が表示されます。

業態別DOR目安と全国平均

この章の結論

全国平均は約1.6(観光庁統計より算出)。業態別では旅館が最も高く2.0超も珍しくない。
自施設の評価は「業態別目安」との比較で行うこと。全国平均との単純比較は意味がない。

全国平均と業態別目安

観光庁「宿泊旅行統計調査」(令和6年)によると、年間延べ宿泊者数約6億5,900万人・利用客室数約4億500万室から算出した全国DORの参考値は約1.6です。ただしこれは業態混在の参考値であり、自施設の評価には業態別の目安と照合することが重要です。

施設タイプ DOR目安 主な利用層
ビジネスホテル(都心・地方) 1.0〜1.3 単身ビジネス中心
シティホテル(都心) 1.3〜1.6 ビジネス+週末レジャー
リゾートホテル 1.5〜2.0 カップル・ファミリー
地方温泉旅館(スタンダード) 1.8〜2.5 ペア・グループ・家族
インバウンド比率の高い観光地ホテル 2.0以上も 海外旅行グループ

※数値は観光庁「宿泊旅行統計調査」の公表データと当社支援施設の実績をもとに算出した参考値です。インバウンド需要の回復で観光地施設を中心に数値が上昇傾向にあります。

業態別目安を下回っていた場合、まず何を確認すべきか
DORが業態目安を下回っている場合、「シングル利用が多すぎないか」「ツインやファミリールームの稼働が低くないか」「OTA・自社サイトでの人数訴求が弱くないか」の3点を最初に確認します。客室タイプ別のDOR分析が改善の出発点です。


DOR・OCC・ADR・RevPAR・LOSの関係

各指標の役割と使い分け

DORは収益指標群の中で「人数の視点」を補う役割を持ちます。OCC・ADR・RevPARは広く使われますが、DORがなければ「1室に何人いるのか」という収益の構造が見えません。

指標 何を測るか 単独使用の限界 組み合わせる指標
OCC 客室稼働率 単価の高低を無視 ADR・DOR
ADR 客室平均単価 空室の損失を無視 OCC・RevPAR
RevPAR 収益性の総合評価 コスト・人数を反映しない GOP・DOR
DOR 1室あたり宿泊人数 単価・稼働を反映しない OCC・ADR・LOS
LOS 平均滞在日数 人数・単価を反映しない DOR・RevPAR

DORとLOSを組み合わせて「客層像」をつかむ

DOR(1室の人数)とLOS(滞在日数)を掛け合わせると、客層の傾向が立体的に見えてきます。DORが1.0前後・LOSが1泊ならビジネス単身。DORが1.8〜2.0・LOSが2〜3泊ならカップル・ファミリーのレジャー需要が多い、という読み方ができます。

この分析を活用すると「どの客層を増やしたいのか」「どのプランを強化すべきか」が明確になり、料金戦略と販促施策の方向性が定まります。LOSについては「LOS(平均滞在日数)とは?計算方法・メリット・向上策」もあわせてご覧ください。

RevPARの詳細は「RevPAR(レブパー)とは?計算式・ADR・OCC・業界平均と改善策を解説」を、OCCの詳細は「ホテルの稼働率(OCC)とは?経営成功の鍵となる稼働率向上のポイントを解説!」をご覧ください。


DORを高める5つの施策

この章の結論

DOR改善は「客層の整理→プラン設計→情報発信の最適化」の順で進める。
料金を下げずに「複数名利用がお得」と感じてもらう設計が核心。

①ターゲット客層を「DOR目線」で再定義する

まず、直近3〜6ヶ月のPMSデータからDORを曜日別・客室タイプ別・チャネル別に分析します。「OTAのシングル利用が平日DORを下げている」「ファミリー向け和洋室だけDORが2.5ある」など、改善余地が明確になります。

DOR分析のステップ

PMSから月次の「延べ宿泊者数÷販売客室数」を客室タイプ別に抽出する
平日・週末・繁忙期・閑散期で数値を比較する
DORが高いチャネル・プランを特定し、そのパターンを拡大する方向で施策を設計する

②客室タイプとプランをDOR向けに見直す

シングル主体のフロアの一部をツイン・トリプルへ転換、またはコネクティングルームの接続を強化することで、同伴利用の受け皿を広げます。開業・改装時の融資審査では「DOR(1室の想定人数)」を事業計画の前提として確認される場面も増えており、客室設計の段階からDORを意識することが重要です。

③「2名以上でお得」な料金設計にする

▲ 同伴利用を増やす料金設計(攻め)

2名利用から明確に「お得感」が出る価格設定にする(1名料金の1.4〜1.7倍程度)
子ども料金・添い寝設定・追加ベッド料金を見直してファミリー利用の障壁を下げる
「1室1名より2名のほうが割安」を訴求するカップルプラン・ファミリープランを設計する

④OTA・自社サイトの人数訴求を強化する

▼ 情報設計でDORを底上げする(守り)

OTAで「2名・家族」での人数検索にヒットしやすいタイトル・説明文に整える
ファミリールーム・和洋室の写真を充実させ、定員・添い寝条件をわかりやすく明記する
自社サイトに「ファミリー特集」「カップルプラン」のランディングページを設ける

⑤インバウンド・グループ受け入れ体制を整える

インバウンド旅行者は複数名でのグループ旅行が多く、受け入れ体制(多言語対応・連結客室・グループ向けプラン)を整えるだけで自然とDORが上がります。北海道・沖縄・京都などインバウンド比率の高い地域では、この施策が特に効果的です。


失敗パターン:DORだけ追いかける罠

この章の結論

DOR向上のために客室単価を下げすぎると、RevPARが逆に悪化する。
DOR・ADR・RevPARを同時にモニタリングしないと、改善の方向を誤る。

失敗パターン3例と防止策

【図解】DOR追求で陥りやすい3つの失敗

失敗①
値引きでDOR上昇→RevPAR悪化
事例:「2名で割安」を打ち出すために2名料金を1名料金の1.1倍に設定。DORは上がったがADRが下がりRevPARが低下した
防止策:2名料金は1名料金の1.4〜1.7倍を基準に設定。「割安感」と「単価維持」を両立させる
失敗②
客層が偏りビジネス客が離脱
事例:ファミリー特化を進めすぎてビジネス利用の平日OCC・ADRが激減。年間RevPARが却って悪化した
防止策:平日はビジネス・週末はファミリーと「曜日別客層戦略」を明確に分けて設計する
失敗③
DORだけ高くGOPが改善しない
事例:DOR・OCC・RevPARはすべて改善したが、食材原価・人件費が人数増に比例して膨らみGOPが横ばい
防止策:付帯収益増とコスト増の差分を月次でGOPPARまで追う。RevPARだけで満足しない

客層構成チェックリスト

8つの問いにはい/いいえで答えると、DOR改善の優先アクションを判定します。

🩺 客層構成チェックリスト
8問にはい/いいえで答えると、DOR改善の優先アクションを自動判定します。回答すると次の質問へスクロールします。
Q1.自施設のDORを月次で把握・記録していない
Q2.シングル利用が予約全体の60%以上を占めている
Q3.カップル・ファミリー向けのプランが用意されていない
Q4.OTAで2名・家族利用での検索ヒット設定が弱い
Q5.ツインやファミリールームの稼働率がシングル以下
Q6.DOR向上施策として客室単価(ADR)を大幅に下げている
Q7.付帯収益(食事・売店・温泉など)が客室売上の20%未満
Q8.DOR・OCC・ADR・RevPARをセットで週次管理していない
回答済み:0 / 8 問 0%
全8問に答えると診断結果が表示されます

内製の限界とプロとの差

「担当者頼み」のDOR管理が招く3つのリスク

⚠️ 内製対応の限界——DOR管理を担当者感覚に頼り続けると起きること

DOR管理を特定の担当者の経験と勘に依存している施設では、①繁忙期にシングル在庫を出しすぎてツイン・ファミリールームの取り逃がしが慢性化する、②閑散期に「とにかく埋める」発想で複数名利用を促進するプランが設計されない、③担当者交代時にデータ・ノウハウが引き継がれずDORが再び悪化する——という3つのリスクが繰り返されます。PMSデータを週次で自動集計し、客室タイプ別・チャネル別のDORを可視化する仕組みを作ることが「内製の限界」を突破する第一歩です。

プロが持つ「3つの武器」との差

🔍 プロとの差——専門家が持つ「3つの武器」

レベニューマネジメントの専門家は、①客室タイプ別・チャネル別のDOR分析(どの組み合わせが最も収益貢献しているか)、②DOR×ADR×付帯収益の連動シミュレーション(「2名プランをいくらにすれば総売上が最大化するか」の試算)、③競合施設のDOR水準の推定と自施設の客層ギャップ分析——を組み合わせて施策を設計します。自施設の担当者が「週末のDORが低い気がする」という感覚ベースで動いている間に、専門家は3ヶ月先のカップル需要を予測してプランと料金を調整しています。この差が半年後・1年後の収益格差として現れます。

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よくある質問(FAQ)

DORに関するよくある疑問

DORとは何ですか?簡単に教えてください
A. DOR(Double Occupancy Ratio)は「宿泊人数÷販売客室数」で求める、1室あたりの平均宿泊人数です。「同伴係数」とも呼ばれます。DORが1.0ならすべて1名利用、1.5なら平均1.5名が泊まっていることを示します。稼働率(OCC)では見えない「客室の使われ方」を数値化できます。
DORの計算式を教えてください
A. DOR = 宿泊人数(延べ人数) ÷ 販売客室数です。たとえば宿泊人数120名・販売客室数80室なら「120÷80=1.5」。清掃中・休止中の客室は「販売客室数」に含めません。月次・年次で集計する場合は分母を「販売客室数×対象期間の日数」として日割り換算します。
DORの業界平均・目安はいくらですか?
A. 全国の参考値は約1.6(観光庁「宿泊旅行統計調査」令和6年より算出)。業態別では、ビジネスホテルが1.0〜1.3、シティホテルが1.3〜1.6、リゾートホテルが1.5〜2.0、地方温泉旅館が1.8〜2.5程度です。自施設の評価は業態別目安との比較で行ってください。
DORとOCCは何が違いますか?
A. OCCは「何室が売れたか(稼働率)」、DORは「1室に何人が泊まったか(人数の密度)」を示します。OCCが100%でもDOR1.0(全室シングル)とDOR2.0(全室2名)では宿泊者数が倍違い、付帯収益にも大きな差が生まれます。両指標をセットで管理することで客室の本当の利用効率が見えます。
DORが高いほど良いのですか?
A. 必ずしも高ければ良いとは言えません。DORを上げるために客室単価(ADR)を大幅に下げると、RevPARが悪化するケースがあります。また食事・人件費などのコストが人数に比例して増える施設では、GOPが改善しないこともあります。DOR単独でなく、ADR・RevPAR・GOPPARをセットで評価することが重要です。
DORとRevPARはどう関係しますか?
A. RevPARは「OCC×ADR」で計算されます。DORはRevPARの計算式に直接含まれませんが、DORが上がると複数名利用が増え、2名料金(ADR)や付帯収益が増えてRevPARの向上につながります。ただしADRを下げてDORを上げるとRevPARが悪化するため、DORとADRのバランスが重要です。
中小旅館でもDOR管理は必要ですか?
A. 規模を問わず有効です。客室数が少ない旅館・民宿でも、カップル・ファミリー向けプランの設計と料金設定の工夫でDORを改善できます。計算式はシンプルで、ツールなしでも始められます。まずPMSから月次の「延べ宿泊者数÷販売客室数」を客室タイプ別に抽出することから始めましょう。
DORを短期間で改善するには何から始めればよいですか?
A. まずPMSデータで自施設のDOR現状(客室タイプ別・曜日別)を把握します。次に「2名以上でお得」が伝わるプランと料金設計に整え、OTAの人数検索ヒット設定を確認します。この3ステップを1ヶ月で実施するだけで、翌月以降のデータに変化が現れるケースが多いです。
DORとLOSを組み合わせるとどんなことがわかりますか?
A. DOR(1室の人数)×LOS(滞在日数)を掛け合わせると、客層の傾向が立体的に見えます。DOR低め・LOS1泊ならビジネス単身が中心、DOR高め・LOS2〜3泊ならカップル・ファミリーのレジャー需要が多い、という読み方ができます。「どの客層を増やしたいか」を明確にするための組み合わせ分析として活用してください。
インバウンド比率を高めるとDORはどう変わりますか?
A. 海外からの旅行者は複数名でのグループ旅行が多く、インバウンド比率が高まるとDORが自然に上昇する傾向があります。特に北海道・沖縄・京都では、インバウンドの家族・グループ旅行がDORを押し上げる大きな要因です。多言語対応・連結客室・グループ向けプランの整備が効果的です。

まとめ:DORを軸に収益構造を変える

「稼働率は高いのに客室売上が伸び悩む」——その原因の多くは、DORの管理不足にあります。DORは「1室に何名が泊まっているか」を示す指標で、OCC・ADR・RevPARでは見えない「収益の厚み」を測るカギです。

DORを高めるには、PMSデータで現状を把握し、複数名利用を促すプラン・料金設計に整え、OTA・自社サイトの情報発信を最適化する——この3ステップが基本です。ただし、DORだけを追いかけてADRを下げすぎるとRevPARが悪化する「失敗パターン①」には注意が必要です。DOR・ADR・RevPARをセットでモニタリングし、GOPPARまで追うことで本当の収益改善につながります。

ADRの詳細は「ホテルのADRとは?計算方法から収益を最大化する活用法まで徹底解説!」、収益管理の全体像は「レベニューマネジメントとは?ホテル収益を最大化する戦略と実践方法」もあわせてご覧ください。

リロホテルソリューションズの支援実績

温泉旅館(32室) シティホテル(55室)
DOR 1.1 → 1.8 に改善

・シングル主体の予約をカップルプラン新設で転換
・2名料金を1名料金の1.5倍に再設計し、ADRも同時向上
・食事付きプランの比率を高め付帯収益が月次で約30万円増加
WEB売上 60%増

・OTA・自社サイトのファミリー向け情報設計を強化
・週末のDOR改善と平日ビジネスの客層戦略を分けて設計
・RevPAR・DOR・GOPPARを月次でセット管理する体制を構築

支援施設全体では、DOR改善を通じて付帯収益が3〜6ヶ月で15〜30%向上するケースが多く見られます。特に食事付き旅館・リゾートホテルほど改善幅が大きい傾向があります。

株式会社リロホテルソリューションズでは、DORをはじめとする収益指標の分析から、プラン設計・OTA戦略・集客施策の実行まで一貫して支援しています。「DORが業界平均を下回っている」「複数名利用の比率をどう高めればよいかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。

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【監修者情報】
「90日で黒字化」を目標に、全国リゾート地・過疎地の宿泊施設を運営してきたプロ集団です。
あらゆる課題を抱える宿泊施設様のご支援を行い、売上の確保だけでなく、収益確保や運営効率まで一貫したご支援を行います。

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